[エンジニア]パブリックスピーカーの告白 読了
今度、勉強会の講師をやることになった(!!)んですが、LTですら1回しかやったことがなく、壇上に上がるとアップアップな感じなので、講演やプレゼンテーションの心構えを知ろうと、最近出たばかりの『パブリックスピーカーの告白』を読んでみました。
著者は『イノベーションの神話』や『アート・オブ・プロジェクトマネジメント』などで有名なスコット・バークンさんです。元マイクロソフトのプロダクトマネージャで、今は作家・講演家です。
いくつか印象に残った点をピックアップしておきます。
- 間違いは平均10ワードに1回の割合で発生する ... どんなに上手に話す人々でさえ、話し言葉のミスはある。歴史上有名な演説にも間違いはある。しかし、それらの間違いは我々が話し言葉に対して非常に寛容であるために普段無視する間違いである。
- 間違いそのものよりも重要なことは起きた間違いをどのように表現するかということ ... 間違わないようにするという間違いを避ける。間違いに対するあなたの反応によって聴衆の反応が決まる。いっそ面白おかしく乗り切れば、聴衆も同じように感じます。
- 与えられた時間全部を使うつもりでいてはいけません ... 10分ではなく9分で用意していれば、トラブルにも気にせずにできたこともあった
- 人類の最大の恐怖:「1.人前で話す、2.高いところ、3.虫、虫、そして虫、 ....」
- プレゼンテーションのことが心配だという殆どの人がやりたがらないことがなんだかわかりますか? 練習です。
- 100人があなたの話を1時間聞く場合、それはあなたが言わなければならないことに対して聴衆の100時間という時間が充てられることを意味します。
- 聴衆を巻き込みましょう
ほかにも、参考になるようなことがたくさん書いてあります。講演したことがない私にとってはイメージしかできない内容ではありましたが、誰もが(プロでさえ)講演の前には緊張し、さまざまな心理的・身体的ストレスを緩和するために会場に速く来たり、念入りに練習が大事であること、聴衆を退屈させないことなど、いろいろなエッセンスが詰まっています。
大規模な講演でなくても、小さなプレゼンなどはみなさんにも機会はあると思うので、みなさんにもぜひ読んで欲しいと思います。
※そういえば「裸の聴衆」や「胃袋にちょうちょがいる」、「マイクを食う」など、あんまり聞きなれない講演家用語などもあり、勉強になりました。